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介護でできないこと

介護でできないこと

訪問介護の生活援助は、利用者様が自宅で安全に暮らせるように家事や生活環境のサポートを提供します。
ただし、介護保険のルールに基づき、できることとできないことが明確に定められています。以下にその具体例を説明します。

生活援助できること

1.掃除
利用者様が普段使用している部屋、台所、浴室、トイレなどの清掃。ゴミの分別や収集の準備。

2.洗濯
利用者様の衣類や寝具の洗濯、干し、取り込み、収納。

3.買い物
利用者様の日常生活に必要な食材や日用品の購入代行。商品を購入後、自宅に届けて整理。

4.調理
利用者様の食事の準備や後片付け。健康状態や嗜好に配慮した料理の提供。

5.生活の環境整備
利用者様が快適に生活できるよう、身の回りの環境を整える。

生活援助でできないこと

1.利用者以外のための家事
同居家族のためだけの食事の準備や掃除、洗濯はできません。

2.大掃除や特別な清掃
窓拭き、床のワックスがけ、大量のゴミ出しなど、通常の範囲を超えた掃除は対応外です。

3.草むしりや庭木の手入れ
利用者様の生活に直接関わらない外回りの作業は対象外です。

4.買い物での代金立替や高額の取り扱い
買い物時の代金立替や高額のお金の管理は行えません。買い物は食品や日用品になります。

5.医療行為になること
薬の管理(一包化された薬の手渡しや服薬介助は可)、配薬や看護師から指示のない傷の手当てなど医療行為は実施できません。

ポイント
生活援助は、利用者様が自立して生活を続けられるようにするための支援です。そのため、介護保険で定められた範囲を超える「一般的な家事代行」や「利用者以外を対象とする作業」は行えません。必要なサポートが生活援助の範囲に該当するかどうかは、事前にケアマネジャーや事業所にご相談ください。

このルールを守ることで、公平で適切なサービス提供が行われています。

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